
キャンプでの食器洗いに無添加で環境に優しいジョイ ボタニカルGETだぜ!
2018/7/23 - キャンプマスターへの道, キャンプアイテムGETだぜ!( キャンプ , 洗い物 , 食器用洗剤 , 中性洗剤 , 環境破壊 , 界面活性剤 , ジョイボタニカル )
どうも、キャンプ「クソ素人’」のK助です。
以前から気になっていた「キャンプ場での食器洗い」問題なんですが、
気になっていたのでちょっと深堀りしてみました。
▼普通の食器用洗剤はなんでダメなの?
食器用洗剤で、中性洗剤(化学洗剤)は自然界に存在する微生物では、分解することが出来ずに自然環境の中に蓄積されてしまう、ということを耳にしました。
分解することが出来なかった排水はどこに流されるのか・・・
キャンプ場は山奥にあることが多いので、排水がどこにされているか?が気になる所ですね。
排水が汚水処理施設を通じて、下水に流れる場合は、化学洗剤を使用しても問題ないんだと思いますが、
山間部や川沿いのキャンプ場で汚水処理施設を備えていない場合は、汚水を一時的に貯水して、微生物を利用して自然分解処理をして排水しているキャンプ場も多くあるそうです。
化学洗剤は自然界に存在する微生物では、分解することが出来ない場合がある
という、今までそんなに気にしてなかったけど、よくよく考えると恐ろしい事実。
分解できなかった汚れを、河川などへ排水している場合は生態系に対して悪影響を与える恐れがあるようなので気を付けたい問題です(;´Д`)
自然を楽しむ為にキャンプをしているはずが、知らず知らずのうちに「環境に悪影響を与えてしまっていた」では悲しいので、これは気を付けたい問題だと思います。
▼自然に優しいエコな洗剤を使用する、という選択
エコ洗剤や、植物性の洗剤、オーガニック洗剤と言われている洗剤は、流した後に早く洗剤が分解し排水されるように作られているそうです。
ただ、このエコ系の洗剤って、どこで買うの?どうせお高いんでしょ?って話なんですよね。
一般的な手に入れやすさで探してみた。
Amazonや楽天なんかで「エコ 食器洗剤」なんかで調べると、いかにも自然に優しそうな洗剤が出てきますが、
どれも普通の洗剤よりも高めで、送料入れると1000円以上になる場合が多い。
という壁が生じてしまいました
どうしたもんやろか、と思い色々調べていたら、良さげなものを発見!!
ジョイの新商品「ジョイ ボタニカル」ですね!!
少量でもしっかり汚れを落とす洗浄力や泡もちはそのままに、着色料を無添加にするなど必要な成分を厳選。
フレッシュで癒される2種類のボタニカルフレグランスで食器洗いの時間を植物の癒やしの香りで包み込みます。
引用元:ジョイ公式サイト
というキャッチコピー。
何やら自然に優しいながらも、洗浄力や泡持ちにも妥協を許さんぜ!という意気込みを感じます(笑)
ちなみに、自分は「レモングラス&ゼラニウム」というほうにしました。
ただ、裏面には「合成洗剤」とか「界面活性剤」とか気になる文言もあります。
よくわからないまま人様に進めるのもどうかと思うので、
販売元のP&Gのお客様相談室に電話質問してみました
K助:
ジョイ ボタニカルについて聞きたいんですけど、キャンプで使いたいと思っていて、普通の食器洗い洗剤は環境によくないって聞いたので気になって買ってみたんですが、実際に使う前に確認したかったんですが、問題ないですかね?
P&Gお客様相談室:
ありがとうございます。
ジョイボタニカルに限らず、ジョイ商品全般で、分解されますので問題なくお使いいただけますよ(*⌒▽⌒*)
K助:
え?そうなんですか??( ゜Д゜)ポカーン
特にボタニカルじゃなくても、問題なく使えるんですね!
P&Gお客様相談室:
はい!(*⌒▽⌒*)
K助:
ちなみに、生(なま)分解性洗浄成分配合って書いてるんですが、他のジョイよりも、より環境に配慮されて作られているって感じですかね?
引用元:ジョイ公式サイト
P&Gお客様相談室:
生(せい)分解性成分配合、ですね(*⌒▽⌒*)
そうですね。ボタニカルということでより環境に優しくなっていると思います。
と、軽く言い間違いで辱めを受けながらも、
ジョイ ボタニカルはキャンプで安心して使っていい物
というメーカーお墨付きを頂きましたので、安心して使おうと思います
意外だったのが、普通のジョイでも大丈夫、ということ(笑)
今は殆どのメーカーもこの問題は考慮しているようで、国内で一般的に販売されている洗剤の殆どが最終分解率はほぼ100%でどれを使用しても問題ない
ということみたいです。
じゃあ、エコ系洗剤は高いだけで、そんな意味ないじゃん!!という話になってしまいそうですが、
エコ系洗剤は分解に掛かる時間が短い
ということらしいです。
普通の洗剤だと分解に掛かる時間が48時間ぐらいかかるのが、エコ系洗剤だと24時間で分解できる。とかそういう感じみたいです。
これは自然に優しい成分で構成されているから、より早く分解できる、ということなんだと思います。
可能であれば、エコ系洗剤でより環境に優しいものを使いたいですね
あとは、洗剤だけ気を付ければいい、という問題ではなく食器洗いをする前に気を付けたいポイントもまとめてみました。
▼キャンプ場で洗い物を極力出さないようにするのも一つの手
いくら洗剤が環境に悪くないといっても、油汚れなどを洗い流したら、微生物さん達に自然分解を余計に頑張ってもらう必要が出てしまいます。
微生物パイセン達だって、楽したいでしょうから、キャンパー側で協力できることはやったほうがいいのかと思います。
人間と自然界の共同作業ってやつですね。
・キッチンペーパーやアルコールティッシュで汚れを拭き取る
ベットリと汚れた皿をそのまま洗うと、それだけ汚水を流してしまうことになります。
極力、キッチンペーパーなどで汚れを事前に拭き取り、生ゴミとして処分したり、焚き火に突っ込んで燃やしてしまうのもアリかと思います。
洗い物が少ない場合はアルコールティッシュなども有効です。
・油汚れはお湯で加熱して汚れを浮かせる
キャンプ場はお湯が出る施設がないところが多いです。
水洗いだとなかなか油も落ちにくいので、水を沸かしながら油汚れを浮かして落とすことも有効のようです。
・重曹で浸け起きしておく
漕げなど頑固な汚れは、重曹を水に溶かして、その中に浸け込んでおくと汚れが浮き上がりますので、食器洗いも楽です。
調理にも使えるタイプの重曹なら環境にも優しいので、重曹を使用する際はそこも気を付けたいところですね。
・食材は事前に下準備しておく
キャンプ場で包丁やまな板など使うと、その分洗い物が増えてしまいます。
家で事前に野菜などを切って準備していくことで洗い物を減らしつつ、料理の時短にも繋がります。
・洗い物を無くすために紙コップや紙皿を使用する
特に大人数のグルキャンの時は食器が大量になったり、お酒がはいっていいかげんになりがちなので、オシャレキャンプよりも環境と面倒を優先して割り切って紙コップ、紙皿で済ませるのも手だと思います。
・お皿にサランラップ、フライパンにアルミホイルを巻いておく
使い終わったら、外して捨てるだけなので楽ですね。
アルミホイルは結構オシャレなデザインのものも見かけるようになってきたけど、サランラップも透明ながらオシャレなやつ出したら、オシャレキャンパーさん達も喜んでやりそうなので、メーカーさんお願いします(笑)
あとは、類似のお悩みポイントとして、キャンプで揚げ物をした時の油の処理については、自分は油を固めてキャンドル作りをしてキャンプで照明として再利用しています。
作り方も過去記事で説明してますので、よかったらご参考ください
いままで利用してきたキャンプ場の中で、特に食器用洗剤のことで注意書きをしているのを見た事ないと思うんですが、キャンプ場のルールはしっかり守ってキャンプを楽しんでいきたいですね!
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初めてまして キャンプ場をぐぐっていたら流れでたどり着きました
よけいなお世話だと思いますが生分解性について少し詳しいページがあるのでお知らせします
コメントありがとうございます!
JIS法とBOD法・・・。
大手メーカーも上手く特徴だけを抽出してPRしてくるので、消費者としてはわかりにくいですよね(^^;
消費者が安心して使えて環境に本当に優しい洗剤が、より入手しやすく手頃に手に入り易くなっていくといいですね♪
とてもいい記事ですね!
キャンプビギナーなんですが、知りたいことがちょうど良くまとめられていて助かりました!
なるべく汚れを拭き取るだけにして自宅で洗いたいところなんですが、そうもいかないっていうシチュエーションもありますからね・・・
こちらを参考に洗剤をチョイスさせてもらいました!
ありがとうございます!
折角自然を楽しみに来ているのに、悪気失くでも自然を破壊してしまってはだめですものね(^^;
家族5人だと洗い物すると結構食器でるので、最近は大皿以外の取り皿は使い捨てで済ませることも増えてきましたが、やはりゴミ捨てられないとことかだと洗い物が必要な時があるので、少しでも気を付けたいところですね(^^)b