どうも、人並みキャンパーのK助です。
キャンプを頻繁に行って焚き火を楽しんだり、特に薪ストーブを使っている人は、かなりの量の薪を消費してしまいます。
キャンプを楽しむ上で意外と侮れない出費が、薪に使うお金。
そう、薪代です。
キャンプ場によっては薪を置いてないところもあり、近隣で薪を安定して買える環境があればいいですが、なかなか難しい課題ではないかと思います。
ゆえに、こう考えるのです。
そんなことを考えてしまうまでにキャンプ変態になってしまったアナタの為に、自分の勉強も兼ねて(本当は自分の為w)作り方をまとめてみました。
薪となる木材の調達
今回は、薪の作り方になります。
薪のもととなる原木の状態での調達方法になりますが、とにかくアンテナを張って薪情報を得る意識は大事ですね。
庭の木や枝を伐採する
これが一番簡単な方法ですね。自分の家の木なので確認も不要。
ただ、私の家には木はそんなに生えてないし、伐採量的には限界があります。
この木は、自分で植えたものではなく、いつの間にか生えてきた外来種的なものだったので、
憎しみを込めて切って、燃やしてきてやりました(笑)
原木を見つけたら譲ってもらえるか聞いてみる
地域の人で、宝を見つけたら遠慮なく「あの木は、どうするんですか?」と聞いて、貰って行っていいか聞くようにしています(笑)
凄くデカい楠を伐採して、こんな感じで乾燥させたまま、ずっと放置していて処分に困っているということだったので、
一度には持っていけない量だったので、キャンプの時に寄って、持って行ったりしてました(笑)
まるで、エレガントな昼下がりのパリジャンがフランスパンを沢山買ったように、オシャレに薪をいただいていく私(笑)
友人、知人から譲ってもらう
キャンプをやっていると、友達や知人から「木、いります?」と声をかけてくれるようになったので、「欲しいです!」と毎回ありがたくいただいています(笑)
地域の公園の木を伐採したので、いりませんか?といただいたり、林業されている旦那さんが、定期的に持って帰ってきてくれたりと、感謝感謝でございます
木の種類で薪の用途を学ぼう
キャンプ場で薪を売っている場合、「針葉樹」「広葉樹」ということで二種類用意されていることが多いです。これらの違いとしては
針葉樹とは
スギやヒノキ、アカマツなどの軟らかい木で、燃えやすいので火を早く起こしたい時に便利。
針葉樹で火を点け、後半は広葉樹で長持ちさせて楽しむ方が多いです。
木が柔らかく、火が付きやすいのでフェザースティックを作る場合は、針葉樹が向いています。
広葉樹とは
ナラ、カシ、クヌギ、ケヤキ、ブナなど硬い木で、燃えにくいですが火がつくと火持ちが良いので長持ちします。
薪を作る
サイズや本数で、手動でやるか文明の利器を使うか、になりますね。
玉切りにする
基本的には、そんなに太くなければ、のこぎりだけでいけます。
太い場合はノコギリでは腕の乳酸地獄になるので、チェンソーマンになるのもよいかなと思います。
薪割りをする
玉切りしたものは、薪割りを行います。
基本的には、斧で割ったり、
楔(くさび)を使って、ハンマーで叩いて割るのも、爽快感があって楽しいです
また、薪割りを簡単にできる方法として、キンドリングクラッカーなる道具があります。
こんな感じで木をいれて、かんかん叩くだけで、労せずに薪割りができます。
本数が多い時なんかは、凄く楽になりますね
ちなみに、このキンドリングクラッカーは、サイズ違いで1万~2万円以上とお安くはありません。
似たようなものが3,000円くらいからあるので、そういうのでもよいかな、と思います。
薪棚の用意
色んな工程を経て、薪となった薪を(何言ってんの?俺w)保管する為の棚を用意しようと思います。
便利な時代ですので、楽天やAmazonなど通販サイトで「薪棚」や「薪ラック」で検索すれば、用途にあったものが買えます。(でしょうね)
私は、イレクターパイプで自作で作りましたが、金額的に既製品の薪棚も高くはないので、既製品を買ってもよかったかな、と思いました(笑)
サイズ的に、幅がこんなに大きくなくても、奥行きは40cmくらいあればいいと思うので、マンションのベランダなどでもかなりの薪を乾燥させることはできるかなと思います。
薪を乾かす
いままでの流れは、既にやってたのですが自分自身、この「乾かす」という工程がよくわかりませんでした。
薪が乾燥しやすい保管方法
ぎっしり並べずに多少の隙間があると風が抜けてしっかり乾くそうです。
木はまっすぐじゃないし、あまり意識せずに、風がとおりそうな置き方をすれば問題ないかなと思います。
薪は地べたに置かず、下にも空気が通る様に隙間を開けることで、地面からの湿気による腐食リスクが軽減できます。
薪を乾燥させるのに必要な時間
風通しの良い場所で6カ月から2年程度掛かると言われています。
この、機関の幅の広さは、樹種や地域・伐採時期により異なると言われており、伐採時期が
・11月~3月
木が水を吸わない時期であるため元々水分が少なく、1年で十分に乾燥する。湿気の少ない地域や季節であれば、最短6ヵ月程度で乾くこともあるようです。
・4月下旬~10月
木が水を吸っているため、乾燥させるのに2年を要します。
薪を乾かすのは大変だけど、何で必要?
絶対に乾燥が必要か、と問われると薪ストーブではなく焚き火であれば、絶対に乾燥が必要ではないかなと思います。
ただ、未乾燥の状態の薪を使用する場合は、「煙が多い」「臭いが出る」「温度が上がりにくい」ということがあります。
こんな感じで乾燥が足りない薪は、残った水分がブクブクなりながら、黒っぽい煙と悪臭が出てしまいます。
薪の乾燥基準は含水率で判断する
薪の乾燥度を測る目安で薪の含水率とは、薪の中に残っている水分の割合を示します。
伐採されたばかりの生木の含水率は約50%であるのに対し、焚き火や薪ストーブに使用する時は、含水率20%以下が最適と言われています。
この含水率を図るには、木材用の水分計が便利です。
価格も2,000円台からあるけど、特に難しい機能は不要なので変に高いものじゃなくても良さそうだなと思いました。
Twitterで仲良くさせてもらっている、キャンプOJISANさん(@masar1150gs)は薪作り名人です。
たまに、作った薪をいただくのですが、1回のキャンプで1本だけ使ったりと、凄く大事に使わせていただいています
きちんと含水率で管理されているので、煙が物凄く少なく、クリア感が凄いので感動する美しい焚火が堪能できます🤤
この感動があるので、自分で薪を作ってみようかなと思ったのが始まりですね。
薪の乾燥時の保管で雨が降った時は?
よく、薪棚において乾燥させているところを見ますが、折角乾かしても、雨に濡れまくったら意味がないのでは?と思っていましたが、やはり極力雨に濡れないようにしたほうがいいようで、屋根のあるところに保管したり、雨が降る前にブルーシートをかけて雨に濡れないようにする、など対策をしたほうがよいようです。
私は今回、調べたことで「デジタル水分計」の購入と、雨風が強い時はシートをかけて雨からさけることを意識づけようと思いました
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